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そけいヘルニアと合併症との関係性について

治療後に気をつけること

そけいヘルニアは手術を受ければほとんどの場合経過良好に治ります。 しかし、まれに合併症や再発する可能性があるということを知っておく必要があります。
リスクがあるということを知った上で医師が手術を行うため、十分な対応が行われて いますが、安静が必要な期間に医師の指示を無視して体に負担のかかるような過ごし 方をすると合併症や再発の危険性があるため注意しなければなりません。
近年では減少傾向にありますが、医療用メッシュが用いられるようになるまでは、そ けいヘルニアは再発率が高いとされていました。
同じ箇所ではなくても反対側に発症することもあり、その場合もう一度治療をしなけ ればなりません。
肉体労働や、お腹に力のかかる仕事をしなければならない人も多く、予防は難しいと されています。
また、大きなくしゃみや咳をする、立ち仕事、重い荷物を持つ作業など、再発を促す ような過ごし方は控えた方が良いでしょう。

安心して受けられる方法を選ぼう

手術によってできた傷から細菌感染し、合併症を招くケースは極稀ですが0%ではあり ません。
抗生物質の投与や消毒などで予防はしますが、皮膚の常在菌や空気中の細菌が完全に なくなるというわけではないため、傷口が膿んでくるケースがあります。
また、医療用メッシュに細菌が感染すると、そのメッシュには血流がないため治りが 悪くなります。
通常は抗生物質を投与すれば自己免疫力で治って行くものですが、治療に時間がかか る場合もあります。
ご高齢や糖尿病の場合は免疫力が弱っていることがありますので、心配な場合は主治 医に良く相談するのが良いでしょう。
また、当院では傷口が小さく感染も発症しないため、痛みや治療が長引くこともあり ません。
傷が大きい病院の場合は、挿入した部分やその周辺に違和感が出現し、1週間以上痛み が続く場合があります。
そけいヘルニアの治療後に違和感があれば、すぐに医師へ相談することも大切です。