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そけいヘルニアの原因と3つのタイプとは

そけいヘルニアになる原因

そけいヘルニアになる原因は、筋肉や筋膜が弱くなってしまうことが挙げられます。
通常であればお腹の中にあるべきはずの腹膜や腸の一部が、筋肉や筋膜が弱くなるとそけい部の筋膜の間から皮膚の下に出てきてしまうのです。
そけいヘルニアは乳幼児から高齢者まで誰でも起こる可能性のある病気で、大人の場合は筋肉や筋膜が弱くなる事が原因でそけいヘルニアになります。
運動不足もそけいヘルニアを発症させる原因です。
特に、中年以上の男性に多くみられます。
立ち仕事やお腹に力を入れる仕事、スポーツ選手、肥満体型の人にも多くみられるため、注意しなければなりません。
乳幼児の場合は先天的な原因がほとんどです。
このように、そけいヘルニアになる原因は様々ですが、そけいヘルニアの疑いがある人はできるだけ早い段階で治療を始めましょう。

3つのタイプとは

そけいヘルニアには3つのタイプがあります。
3つのタイプはお腹の中の組織が出てくる場所の違いによって分かれます。
1つ目のタイプは、そけいヘルニアで最も多い外そけいヘルニアです。
幼児と成人が起こる可能性があるタイプで、腹壁の外側に出てきます。
そけい管のトンネルの隙間から出てくるのが特徴です。
2つ目のタイプは、内そけいヘルニアです。
これは中年以降の男性や高齢者に多くみられます。
そけい管を通らずにそけい部後方の腹壁を腸が突き破って、筋膜層の切れ間から出てきてしまうことでそけいヘルニアが起きてしまうのです。
3つ目は、大腿ヘルニアです。
このタイプは中年以降の女性に多いという特徴があります。
特に、出産後の女性に多く、そけい部の下や足への血管の脇へはみ出してしまいます。
そけい管より少し足の方にある大腿輪と呼ばれる孔(あな)から出てくるタイプです。
発症率は少ないとされていますが、カントンになる可能性が高いため早急に治療をしなければなりません。
カントンが起きると食べ物が腸の中を流れなくなり、腸閉塞を起こします。
さらに、血流が悪くなってしまい腸の組織が壊死し、命に関わることもあるため危険です。
これらの3つのタイプが複数同時に合併して発症することもあります。
ご自身でタイプを見極めるのは難しいかと思われますので、専門の医師にかかることをお勧めします。