子どもと大人のそけいヘルニアの違いとは
子どもと大人で異なる原因

そけいヘルニアは大人、子ども関係なく発症する病気です。
大人と子どものそけいヘルニアの違いを知っておきましょう。
一番の違いは、そけいヘルニアの原因です。
子どもは先天性、大人は後天性といった違いがあります。
子どものそけいヘルニアは、ほとんどが先天的ですが、大人になると、筋力が弱まるなどが原因で発症することが多いです。
特に、50代以降の男性に多いとされています。
また、幼児はそけいヘルニアの症状を訴えることが難しいため、保護者が見つけてあげなければなりません。
例えば、太ももの付け根が膨らんでいる、泣き止まないなどです。
このような異常が確認できたら、早い段階で受診することが大切です。
そけいヘルニアの種類の違い

そけいヘルニアの種類にも違いがあります。
子どもは外そけいヘルニアが多く、高齢者は内そけいヘルニアが多いです。
外そけいヘルニアは間接型だと言われており、大人でも発症します。
内そけい輪から外へ飛び出し、お腹から伸びている血管、精管の通り道に腸や内臓脂肪が入り込みます。
これが拡大すると、最終的には陰嚢にまで出てくることもあるのです。
一方、内そけいヘルニアは直接型と言われており、鼠径三角の弱い部分から押し出されて腸や内臓脂肪が飛び出します。
これは、生活習慣や加齢が原因で発症する可能性が高いです。
女性に多いのは、大腿ヘルニアです。
多産の高齢女性に多いという特徴があり、そけい部の下の太ももが膨らむといった症状が出てきます。
そけいヘルニアになる原因、種類に違いがあっても、どちらも早期に治療することが大切です。
しかし、治療法にも違いがあります。
幼児の場合は、痛みがなければ自然に治ることがあるのです。
治療方法は、ヘルニア嚢を縛り、切除する方法が一般的です。
大人の場合は、自然に治ることがないため、手術が必要になります。
再発のリスクも考えて、手術方法を選ぶことが大切です。
最近では、日帰り手術が可能な病院もあります。
症状が進行していると、日帰り手術が不可能な場合もあるため、一度、医師に相談してみてはいかがでしょうか。
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