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この症状に注意!そけいヘルニアの初期症状

初期症状を知ろう

そけいヘルニアは子どもから大人までかかる可能性のある病気です。
どのような症状が出るのかを知っておきましょう。
そけいヘルニアはお腹の中にある腹膜や腸の一部がそけい部から出てくる病気で、初期症状であれば痛みなどはありません。
立った時やお腹に力が入った時に、そけい部の皮膚の下から柔らかい腫れが出てきます。
腫れを指で押さえた時に引っ込むようであれば、初期症状です。
しかし、初期症状を放置すると進行する恐れがあります。
柔らかかった腫れが急に硬くなり、指で押さえても引っ込まなくなった場合は、嵌頓(かんとん)という状態を起こしてしまいます。
腸管が嵌頓すると痛みや嘔吐といった症状が出てきて、緊急手術が必要になります。
そうなる前に手術で治しておくことが大切です。
痛みを伴わない状態であれば、我慢をしてしまい、恥ずかしさから病院に行かない人も少なくありません。
しかし、嵌頓する前であれば日帰り手術で治療することができるため、進行する前に治療しておきましょう。

進行する前に治療することが大切

そけいヘルニアの初期症状は、柔らかい腫れだけではなく、突っ張ったような感覚や引っ張られているような感覚、不快感、違和感が挙げられますが、腸管が嵌頓すると日帰り手術では治療ができなくなります。
手術の難易度や合併症の確率が上がるため、できるだけ嵌頓する前に適切な治療を受けることが大切です。
病院によって治療方法が異なります。
一般的には、切開する方法と腹腔鏡を使った方法の2つがあります。
切開すると傷が大きく、目立つのではないかと思う人もいるかもしれませんが、小切開手術であれば、キズ跡はほとんど残りません。
小切開手術とは、できるだけ切開を小さくして、筋肉のゆるい部分にメッシュ(ポリプロピレンのネット状のシート)を当ててふさぐ手術です。
手術に対して抵抗がある人は、小切開手術がお勧めです。
安全というだけでなく、費用がかからないというメリットもあります。
体型やお腹に圧がかかりやすい仕事をしている人は、そけいヘルニアになりやすいのです。
また、内臓脂肪肥満や前立腺肥大が原因である場合も少なくありません。
高齢化が進むにつれてそけいヘルニアを発症する人が増えています。
心配な方は一度病院で診察してもらいましょう。