脱腸・そけいヘルニア

日帰り手術が可能な訳

鼠径ヘルニアの手術は、今まで筋肉の弱いところを直接縫い合せて塞ぐ手術方式でした。
その影響でお腹の筋肉や皮膚にツッパリ感、違和感が残り身体を動かすと痛みを感じる事が多かったのです。 そのために数日の入院を必要として経過に応じて退院としていました。 しかし、現在多くの手術で採用されているメッシュは無理に筋肉を引っ張って縫い付けるものではなく、 穴に蓋をする要領で縫い付けますので、殆ど違和感やツッパリ感を伴わないと言われております。
また、麻酔の薬や技術の進歩も著しく、すぐに効きすぐに覚めるという麻酔法も実現されていることも重要な要素です。 そけいヘルニアの手術時間も短時間ですので短い麻酔で済みます。 麻酔時間が短いと身体が元の感覚に戻るのも早く手術が終わるとご自身で歩いて移動することもできます。 良い条件が揃ってきたことで日帰り手術を安心して行えるようになりました。

脱腸・そけいヘルニアとは